
アフガン石 アフガニスタン
六方晶系の柱状結晶が特徴ですが、仮晶で中身が変わっていることもあり、この産地のこの手の石(ラピスとソーダライト)は意外と鉱物種を見極めるのが難しいです。そのため通常は外見だけで名前が付けられています。
昔は鉱物業者にはきちんとしたルールがありました。
基本的に接着はしない、しかしした場合は明記する!
結晶の欠けを研磨で修正しない!
標本の母岩は必ず破断によってトリミングし、切断はしない!
標本の産地は出来る限り詳しく明記する!
そしてこれらをクリア出来ない標本は価格を低く設定する!
なのに最近はひどい所が多くなってきました。
このアフガナイトも結晶の周りほとんどが切断面です。
貴重な標本なのにとても残念です。

メラナイト(含チタン灰鉄ざくろ石 ) カザフスタン
シャープで輝きが強い結晶です。

アクアマリン&水晶 パキスタン
組み合わせとバランスが美しい標本です。

星葉石 ロシア産

弗素燐灰石 ブラジル産
アパタイトの柱状結晶で一見地味な色合いなのですが、光に透かすとネオンブルーでとても美しいです。よく出回っているカット石(ブルーアパタイト)の原石でもあります。

ヘリオドール ブラジル産
黄色系のベリルですが、この産地のはアクアマリンとバイカラーになっていることもあります。

ピンクトパーズ パキスタン産
ピンクトパーズは非常に高価なので、普通は購入出来ないのですが、極小で安価だったので入手しました。写真にすれば大きさは気になりませんね...

ルチル入り煙水晶 ブラジル
ルチル入り水晶も非常に高価な標本ですが、本品は煙が入っているためわりと安価でした。写真では分かりませんが、大きさが15cm程あります。沢山あったのですが、結晶面を研磨して修復してあるものが結構あって一つ一つ確認するのが大変でした。結晶面のキズを研磨して修復するのはブラジル産の水晶にかなり多いのですが、業者は知らないか、知っていても自分では確認出来ないか、知っていても明らかにはしていないので、基本的に自分で見極めなければなりません。結晶面の歪みないし、条線、結晶模様があれば天然で。まるっきりツルツルか研磨痕があれば研磨品です。研磨の場合、大抵は研磨痕があるのですが、これは研磨の熟練者でないと見極めるのがかなり難しく、ブラジル産水晶の大きな問題です。

リチア輝石 アフガニスタン産
ピンク系の色合いのものをクンツァイトと言いますが、クンツァイトは産状的に母岩は溶けて失われているため(結晶も溶けて大抵は結晶面が失われています)、本品の様な母岩付き標本は極端に流通が少ないです。ところでリチア輝石(クンツァイト。ヒッデナイト)の色は紫外線で退色するため保存にはきちんとしたケアが必要です。また、退色した結晶を放射線処理をして、もとの色よりもさらに濃くした結晶が最近よく出回っているので注意が必要です。

曹柱石 アフガニスタン産
おそらくマリアライトだとは思いますが、チェックしないと分かりません。紫色系の結晶は珍しいため高価です。ただ、大理石の中に結晶が入っているのですが、外れやすいらしく接着品(無記入)が多く選別するのが大変でした...