10日目 くもり時々晴れ

 今日は会場を巡らずに、鉱山を巡りしました。 


 
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 ツーソンから北へ車で1時間ほど走ったところに標本の産地名として良く出てくるレイ鉱山(銅鉱山)があります。道を走っていくと突如山の中に巨大な煙突がそびえ立ってます。


 
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 数年前に来た時には正面ゲートまででしたが、今回は鉱山全体を一望できる展望台に入ることが出来ました。露天掘りの巨大な穴が見渡せます。粉塵が上がっているので、曇った感じがしてます。矢印の先にダンプカーが映っているのですが、これの大きさが三階建ての家に相当します。露天掘りがいかに大きいかわかります。




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 そのダンプカーのタイヤです。ちなみにダンプカーもタイヤも日本製です。


 
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 鉱山の周りには果てしなく続く巨大なズリがあります。展望台もそんなズリの中にあるのですが、所々にある水たまりがずいぶん青いです。そして干上がった部分には...



 
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 たんばん(カルカンサイト)ができていました。



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 このような黄鉄鉱は無数に落ちています。他にも水色で皮膜状のクリソコラなどがありました。


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  レイ鉱山からさらに1時間ほど北上したところに、トルコ石で有名なスリーピングビューティーがあります。ここは鉱山には入れませんが、町に直営店があり購入することができます。



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 今度はスリーピングビューティーから東に30分ほど走ります。そうするとサンカルロスのオリビン台地があります。この写真で走っている所は平らなのですが、これでも山のてっぺんなのです。


 
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 この台地を掘り下げると玄武岩があって、その中にオリビンのノジュールが入っています。写真の上下は3mくらいでしょうか。かなり大きな壁です。


 
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 その壁を、切り崩して小割にしたこのようなのが大量に落ちています。


 
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 ノジュールの内部には希に部分的に透明な所があります。サンカルロスの人々はこれで1cm以上の大きさの部分だけを宝石用に採掘しています。



 

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 大抵の人はペリドットとしてか興味がないと思いますし、実際市場に流通しているのもオリビンだけです。しかしここでノジュールをよく見ると濃い緑色ないしほとんど黒いものがあります。これは輝石のノジュールで宝石としての価値はありませんが、オリビンとともに惑星科学の研究サンプルとして価値があります。


 注) オリビン台地はアパッチ族・リザベーションエリア内の非公開地区に指定されており、立ち入りには特別な許可が必要です。


 
 明日は超高級ディーラーによる桁外れの標本専門の会場がオープンします。ふつうでは目にすることができない標本見ることができます。またふつうの標本でも完全結晶であったり、全体のバランスが良かったりすると、まさに桁違いの値段が付けられています。日本では安かろう悪かろう的な傾向がありますが、こちらでは良かろう超高かろうという感じでしょうか。そして明日は頼まれた品があるので、一番に行かなければなりません。



 

Hiroki H.